株式会社くちき

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(公社)宮崎法人会 2025会員情報誌春号へ弊社代表のインタビューが掲載されました

2025.04.25

公益社団法人宮崎法人会様は全国組織である全国法人会総連合の宮崎ブロックの組織で、2000超の法人が所属している組織となっております。
その宮崎法人会様が出版されております会員情報誌ACTIVEの春号にて弊社のインタビューを掲載していただきました。

以下インタビュー内容の掲載を許可頂きましたので転載させていただきます。

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株式会社くちき
代表取締役社長 朽木大貴

1987年8月生まれの37歳。宮崎市出身。
米国の大学を卒業後、ITコンサルティング会社に入社。業務システムの設計開発、物流企業のグローバルIT戦略策定に従事。その後、総合系コンサルティングファームにて航空機製造会社の新規事業立ち上げや航空業界、エネルギー業界をはじめとして幅広い業界へのDXコンサルティングへ従事。
2020年に塗装/リフォーム工事を手掛ける(株)くちきへ入社し代表取締役へ就任。2023年、チョウザメ養殖・キャビア販売を手掛ける日南チョウザメ養殖場(株)をM&Aでグループ化。2024年AI/DX/システム開発を手掛ける(株)Vamoras Technologyを設立。現在、日南チョウザメ養殖場(株)と(株)Vamoras Technologyの代表取締役を兼任。
宮崎チョウザメ養殖協議会理事、(公社)宮崎法人会青年部会理事を務める。

【Q】創業78年を迎えておられますが、時代の移り変わりとともに、産業界の多くでは、かつての主力分野からの業種・業態転換がみられますが、貴社において事業内容の変化はございますか

当社は、1947年に個人塗装店として開業し、1963年に株式会社へ組織変更、その後は、業績拡大を図るため福岡支店と大分支店を開設し、今日に至るまで、一定の実績を重ねてきております。その間、1990年には塗装・防水・内装工事の国道交通大臣許可、2007年には特定建設業許可を取得し、需要の多様化に対応すべく、建築/橋梁/鉄塔塗装、住宅リフォーム、マンション改修、プラント修繕など、建設業としての技術力を高め、可能な限りクライアントの幅広いニーズに応えられるよう社内体制の整備に努めてまいりました。
私自身は、かつてITコンサルタントとして民間会社に勤務していましたが、2020年33歳で帰郷し、(株)くちきの代表取締役社長に就任してからは、それまでとは全く違う世界で責任の大きさを感じ、常に、時代の潮流を見極め先手先手で戦略を練っていくことを考えるようになりました。
現在、当社では、自社ならではの強みを活かした建築工事の次なる業績拡大を目指し、住宅リフォーム事業の間口を広げるため、くちきのリフォーム事業を発信するショールームを宮崎市天満町に設けるとともに、ITコンサルタントとしてのかつての経験を活かしながら、業務の効率化を加速的に進めるためのDXに取り組んでいるところです。

【Q】2023年11月に、新たなビジネスとして異分野のチョウザメ養殖業に進出されましたが、このきっかけと今後にかける思いをお聞かせください。

きっかけは、日南市で県内最大規模の日南チョウザメ養殖場を経営してこられた業界第一人者:濱中章輔さんが第三者承継を求めておられるとの、知人からの情報提供です。もともとチョウザメの養殖を目指していたわけではありませんが、まずは話だけでもお伺いしようと濱中さんにお会いし、建設業からチョウザメ養殖業に転身され、宮崎キャビアのブランド化を目指してこられた濱中さんの情熱と生きざまに心を動かされ、事業を引き継ぐことにいたしました。餌やりや水質・水温管理、健康チェックなど、チョウザメの養殖は時間と手間を要しますが、IT分野の経験を活かし衛星ネットワークを駆使したカメラ管理などの工夫を凝らしています。
古代魚とされる分類群の中にあるチョウザメは、キャビア以外に、魚肉が食されるのは日本ではまだ一般的ではありませんが、その肉質は淡泊で旨み成分や栄養価も豊富なことから、アンチエージングにも効果があるとされ、フランスの魚料理では定番メニューの中にも使われており、「エンペラーフィッシュ」「ロイヤルフィッシュ」などと呼ばれています。
本事業は、地域を盛り上げる可能性を秘めていることから、引き継いだ会社をグループ会社化し、早速、魚肉の加工品として犬用フードのジャーキーや缶詰を商品化していますが、チョウザメは長命な特徴から成長が遅く、大量出荷には、長い期間と莫大なコストを要することから、これまで長い年月をかけて確立した飼養技術と濱中さんが培ったノウハウをしっかりと継承し、次のステップにつなげてまいりたいと思います。

【Q】お取り組みの事業いずれも、ほぼ共通して人手不足感がある中で、人材の確保から、求められる人材への育成において工夫されていることはございますか。

採用に関しては、宮崎県が運営している「ふるさと人材バンク」や求人サイト等を活用し、能動的に当社側からのスカウトを送るなどしています。この4年で県内外の人材を順調に採用できており、若返りが進んできています。採用までの段階においては、会社の業務と文化を理解してもらえるようしっかり説明し、お互いミスマッチにならないよう努めています。また、入社後のキャリアもイメージできるよう育成プログラムを構築するなど、人事領域の策定は力を入れて取り組んでおります。

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